日本における七夕祭の行事は、中国の乞巧奠(きっこうでん)という星祭りに由来し、織女に対して手芸上達を願う行事と、日本古来の豊作を祖霊に祈る行事などが習合したものと考えられています。

 平安時代以来、宮中での行事としておこなわれ、これが民間にも普及されたのは江戸時代。少女は技芸の上達を願い、男の子も字が上手になるようにと、さと芋の葉の露で墨をすり短冊に和歌や願いごとを書いたとされたと伝えられています。

 仙台に七夕祭が始まったのは伊達政宗時代で文化向上を目的として推奨したことに始まる、と言われています。

 仙台七夕まつりの特徴は、○色彩鮮やかなで和紙で作られていること、○ひとつひとつに願いの意味が異なる七つの飾り物がついていること、○吹き流しの頂上には丸く大きなくす玉が配置されていることがあげられます。

仙台七夕 七つ飾り

吹流し

吹流し
織糸をかたどって飾ります。

投網

投網
お魚をとる網をかたどっています。豊漁や豊作を祈ります。

折鶴

折鶴
家族の長寿を願います。

屑かご

屑かご
中に七夕の飾りを作って出た紙屑を入れてつるします。

短冊

短冊
和歌や願い事を墨で書いて、その願いがかなうように、文字が上手になるよう祈ります。

巾着

巾着
むだ使いをやめ、貯金してお金持ちになれるようにと飾ります。

紙の着物

紙の着物
身代わりとし病気や災害を除き、裁縫や手芸の上達を願います。